NARUKASI番外編 ~十牙の力・前編~――――ある日、カシラは自分の部屋でこの前の土との戦いを思い出していた。カシラ「うぉぉぉぉぉぉぉっ!!」 土「うらぁぁぁぁぁぁっ!!」 ドガッッッッッッ!!!! カシラ(俺は・・アイツを殺すために・・・強くなるんだ・・・アイツ以外には・・負けたりしてはいけない・・・!!!) カシラ(なのにアイツは・・・俺と・・・互角だった・・・) カシラは土と実力が互角だったのが悔しかった。 これでは、アイツには勝てないと思った。 カシラ「・・・・・・くそぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」 ダダダッ・・バタン。ハサキがカシラの部屋に入ってきた。 ハサキ「兄ちゃん、どうしたの!?」 カシラ「行くぞ・・・」 ハサキ「!?」 カシラ「特訓に・・・・!!!!」 数分後・・・。演習場についた。 それから数分、練習をした。 カシラは、爆電砲を。 ハサキは、激ニ電砲を。 カシラ「うぉぉぉぉっ・・・・!!」 ババババババババ!!!! カシラ「ぐぁっ!」 ハサキ「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」 バチチチチチチチ!!!! カシラ&ハサキ「ハァハァ・・・・・」 カシラ「これを使えないと・・・アイツには・・・!!!」 ハサキ「これをクリアしないと・・正式な後継者には・・・・・!!!!」 ババババババババババ!!!! バチチチチチチチチチ!!!! カシラ&ハサキ「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」 バタッ・・・。 カシラ&ハサキ「んぐっ・・・・」 ハサキ「・・・・・兄ちゃん、そろそろ休まない?」 カシラ「ま・・・だ・・・だ・・・」 ムクッ・・・・・ カシラ「や・・・・るぞ・・・・!!!!」 ・・・・・・ドガッ!! ハサキ「んがっ!!!」 カシラ「ハサキ!?」 ドゴッ!!! カシラ「んぐっ!!!」 カシラ「てめぇら・・・・・」 そこには、黒い服、黒いズボン、黒いサングラス、黒いマスク、額当てをした人が2人・・。 ハサキ「その額当て・・・」 カシラ「雲隠れの連中か・・・!」 中忍1(以後ナメコ)「フッフッフッ・・・」 中忍2(以後エリンギ)「お前らを・・殺す!!!」 ハサキ「何が目当てだ!?」 ナメコ「お前らは・・・雲隠れに対する危険人物!」 エリンギ「よって5代目雷影、クタバラ様によって抹殺任務が下された」 カシラ「そういうことか・・・しかし・・」 カシラ「特訓にはちょうどいいなぁ・・!」 バチチチチチチ・・・!!!! カシラ「ハサキ!エリンギを頼んだぜ!」 ハサキ「おぉぉ!!」 ダンッ!! ナメコ「!!」 カシラ「激電砲!!!!」 ドガッ!! ズドドドドドドドドーーーーーーーーーーーン!!!! カシラ「・・・・・・・・」 ナメコ「ホォゥ、これが激電砲か・・どうってことないな・・・」 カシラ「・・!!!」 ナメコ「忍術・氷刃裂斬(ひょうはれつざん)!!!!」 グォォォォ・・ カシラの後に氷の刃が5本程度現れた。 ナメコ「うらぁ!!」 ブオッ!!刃が振り下ろされた。 サッ・・・ カシラ「・・・・・」 カシラ「こんなのさっさと終わらせるか・・・。」 バヂヂヂヂヂ!!! ザッ!!!! カシラ「剛雷拳!!!!」 ドゴーーーーーーン!!!!!!!!!! ハサキ「ぐあぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」 カシラ「!?」 ナメコ「げっへっへ・・・てめぇの弟さんをたてにしたぜぇ・・」 エリンギ「ククク・・・今のは効いたろうなぁ・・・・」 カシラ「て・・・めぇ・・・らぁ!!!!!」 カシラ「影分身の術!!!!」 ぼぼぼぼぼぼぼん!!! カシラ全員「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」 バチバチバチバチバチバチ!!! 全員の右手に黄色いチャクラの球が出来ている。 バチバチバチバチバチバチ!! 左手にも出来た。 エリンギ「この技は・・・!!!」 ナメコ「まさかっ・・・!!!!」 ドゴォン!!! 2つの球を一つにした。 カシラ全員「くらえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!!!」 ダッ!!!!!! カシラ全員「激電大砲(げきでんだいほう)!!!!!!!!!!!」 ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!! バタッ・・・・カシラがチャクラを使い切り、倒れた。 カシラ「どう・・・・だっ・・・・!!!!」 ナメコ「そんな馬鹿な・・・!!!我らが防御体制をとるなんて・・・!」 ナメコ「しかし・・・・われらの勝ちだ・・・・」 グオォォォォォ!!!巨大な手裏剣と沢山の手裏剣、クナイが飛んできた。 ハサキ「兄ちゃん、危ない!!!!」 カシラ「・・・・・・!!!!!!!」 グザッッッッッッ!!! ナメコ「まずはカシ・・・そんな馬鹿な!?」 なんとハサキが、カシラをかばっていた。 カシラ「な・・なんでお前・・・・俺を・・・・!?」 ハサキ「兄・・ちゃん・・・は・・・・い・・まま・・で・・・僕・・の・・・事を・・・かば・・って・・・くれた・・・じゃんか・・・」 ハサキ「だ・・から・・・こ・・んどは・・ぼ・・くがか・・ばう・・ば・・・ん・・な・・んだ・・よ・・・」 バタッ・・・・!!!! カシラ「・・・ハサキ!?おい、ハサキ!?」 ハサキの顔は白く、息をしていなかった・・・。 カシラ「そんな・・・・馬鹿な・・・・」 カシラ「また・・・仲間を・・・うしなうのか・・・!?」 カシラ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」 カシラ「おい起きろよ!!こんなとこで終わっていいのかよ!?」 カシラ「んぐっ・・・うっ・・・うっ・・・・・」 ナメコ「ハハハハッ!!!なんと哀れな!!低弱な弟だったなぁ!!!」 ・・・・ブチッ!!! カシラ「てめぇら・・・・許さねぇぇぇ!!!ぶっ殺す!!!!!」 エリンギ「アハハハ!!!チャクラもねぇのにどうするってんだ!!!!」 カシラ「決まってらぁ・・・・・」 ナメコ「エリンギ!!こんな餓鬼さっさと片付けようぜ!!!」 エリンギ「あぁ!!」 ダッ!!!! ・・・・・・・・・・・・・・・・ギラッ!!! カシラが2人を睨みつけた。しかしその目は、真っ赤で九尾の目のようだった。 その時!! ズドーーーーーーーーーーーン!!!!! 謎の衝撃波が2人を襲った。 ナメコ「ぐがぁ・・・・・」 エリンギ「何だ・・・この力は・・・・」 グォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!! ナメコ&エリンギ「!!!!!!!!!」 カシラを取り巻くチャクラの量は莫大で、そのチャクラは闇の色(暗い紫のような感じ)をしていた。 ナメコ&エリンギ「何だ・・・このチャクラは・・・・!!!!!」 カシラ「テメェ等絶対ぇ許さねぇ!!!殺してやる!!!!!!!!!!」 グオッ!!!!!カシラが2人に向かって凄い速さで走り出した。 つづく |